お別れコンサート全権

土曜日、小学校の合唱部のお別れコンサート＆卒団式の撮影を頼まれていた。当日のカメラチェック。今回はEX1R, EX3, まめカムの3台体勢で臨む。主力はもちろんEX2台で、まめカムは良いアングルに無人でおければというところ。

EX両機の設定をチェック。フォーマットをきっちり合わせておかねば。今回は2時間ほどの尺らしい。EXには32GBのSxSアダプター3枚と本物SxS1枚を用意してやり、HQ35Mbpsでも余裕。まめカムは16GBカードしか用意できなかったので HQ9Mbpsで行く。

あっせん役のヨメは仕事だったので、アシスタントはひとり。これでもいるだけマシですお。

三脚2台とカメラ。ウレタンキャスター付きのエレクタに乗せて数百メートル運ぶ。

今回は腕章付きの撮影全権(笑)。ただし相変わらず設営に時間がなかったあ。神の視点に置くはずだったまめカムは足元に転がして置くはめになる。

EX1Rの電源を入れたところLCDが暗くてモニター出来ない。エ？壊れた？超焦る。FIXにするはずだったEX1RをEX3に挿げ替え、とりあえず頭欠け回避。いや、正確には整列するまでの数秒は欠けたかも。外してチェックするとハンドル下のLCDバックライトスイッチを何かの弾みでオフにしてました。普段触らないところなのに高く設置するとわかりませんね・・・。まあこの程度なら隣で撮ってたPTA役員さんのCX500Vの画を借りなくても良さそうです。ただ、最初10分はどん引き画です。音は・・・EX内蔵マイクになりますです。

入退場は小回りの効くまめカムを廊下に向ける。超ローアングルだが、アクセントになってよいかあ。

途中からは調子が出てきて、イイ具合に撮影できたかなと思う。女生徒の涙の場面とかいいよねえ。会場内できっちりフォローできてるのは俺だけと思うとカメラマン冥利につきるです。そして何とか収録完了。今回、メディアに余裕があったので、休憩中などにも録画は切らず、一続きに全部撮りました。NLE上でクリップの頭だけ合わせれば済んで楽なので。撮影データは小さいメディア4枚に全て収まった。EX1RのSxS2枚目に入った部分は無くてもいいので実質3枚か。70-80GBにもなる大容量データがこんなコンパクトになる不思議。二度と無い貴重な映像がこんなものに入ってる不思議。

親御さんへの納品はDVDでとの話。1枚でいいと言われたが、小考してデュプリケートも請け負った。ちゃんとシリアル付きで焼きましょう。先生はVHSを希望された。OK、ノーマルVHSでもD-VHSでもS-VHSでも対応しますよ。ちなみにBDは希望があれば自分と同じプレミアム仕様で作りますけど、需要があるかな？

Zoom H2を会場中心に置いてサラウンド4ch集音を予定していたが、バタバタしてて不可能だった。一人で仕事するときはシンプルな構成にしないと失敗するね。今回はちょっと冷や汗だった。危ない危ない。

コメント 2

こういうイベントは純粋でいいですよねー。
私も何度か小学校の「卒業アルバム」ならぬ「卒業ＤＶＤ」を作ったことがあるのですがとても楽しかったです。（大変ですが…）
「各クラスのちょっとした寸劇」「生徒一人一人のメッセージ」「先生からの子供達へのメッセージ」「６年間撮りためた映像の思い出プローモーション映像（コレが大変！）」

でも最近はプライバシー保護がナンダカンダと、小学校でも作りにくくなっているようでさびしい限りです。
撮ったのにそのまま倉庫に埋もれてしまう、子供時代の映像ってかわいそうだなぁ。
by バナナヌードル (2010-03-22 00:41) 

バナナヌードルさん、こんにちは
子どものひたむきさ、純粋さに加えて、この学校の合唱はもともとレベルが高いので撮りがいがありましたよ。
しかし各お子さんをなるべく平均的に、などと意識すると気を使いますね～。自宅の大きなテレビで鑑賞する限り、ブロックごとの撮影でも表情まで追えますが、小型テレビでDVDだともう少し大きく撮って欲しい、みたいな要求があるかなと思ったりして。
プライバシー云々は今回、有志の集団なので問題ないでしょうね。学校全体となるとユニークな方も混じったりして難しいかもしれません。
by memorycamhd (2010-03-22 10:59)