Ki Pro Mini - Specification Requestとか [機材一般]
dvinfoにスレがあるので読んでみた。
http://www.dvinfo.net/forum/aja-io-ki-pro/484627-ki-pro-mini-specification-request.html
Jon ThornなるAJAの中の人が質問に答えていらっしゃる。ザーッと読んで箇条書きにすると
- Mini Mounting Plate重要。20の1/4ネジ。アルミ筐体。マットブラック。バッテリープレート、ホットシュー、ロッド、三脚パンハンドルなどコネクティビリティが高い。
- オーディオはSDIエンベッド音声か、アナログ入力のどちらか。アナログをSDIに混合する機能はない。どうしても必要ならAJAのコンバータおすすめ。
- SD/HDのコンバート機能なし(Ki Proとの違い)
- 現時点でスローモーションなし(オーバー/アンダークランクなし、NanoFLASHとの差)。60pはある。
- リアルタイムのモニター可能。ただし(安価、民生の)HDMIモニターは遅延があるし、保証外。
- メディアのホットスワップなし。慎重に取り外すこと。
- ファンあり。4種類のファンコン機能あり。
- UDMA 6 600x以上の64GB CFに対応。対応カードのリストは近日公開。
- ネイティブQuickTime記録。CFのフォーマットはHFS+。トランスコード不要、切り出しと転送不要。
- 10月末からの出荷予定。
- ProResの容量計算したいなら、フリーのAJA Data Calcを使って。Mac/PC/iPhone用がある。
64GB CFの例(2 channels of 24-bit 48kHz audio含む):
Total capacity reported: 64.02GB
Capacity available after HFS formatting: 63.87GB
10% free space allocation: 6.39GB
90% capacity for recording: 57.48GB
1080i 29.97 or 720p 59.94 Apple ProRes 422 (HQ) = 30 minutes, approximately 56.20GB
1080i 25 or 720p 50 Apple ProRes 422 (HQ) = 36 minutes, approximately 56.36GB
1080p 23.98 Apple ProRes 422 (HQ) = 38 minutes, approximately 57.08GB
1080i 29.97 or 720p 59.94 Apple ProRes 422 = 45 minutes, approximately 56.46GB
1080i 25 or 720p 50 Apple ProRes 422 = 54 minutes, approximately 56.67GB
1080p 23.98 Apple ProRes 422 = 57 minutes, approximately 57.41GB - 現時点ではCFの2スロットは独立している。メディアをまたいでの記録不可。マニュアル切り替え。ただし、要望が多いようなのでファームウェアアップデートを考える。
- 個人的考えではProRes422 145Mbpsは非圧縮と区別できないくらい素晴らしい。ProRes LT/Proxyはソースとして利用するには適当でない。ラフ編や長時間記録向け。ProRes422 HQは使える画質。カラコレや合成に耐えうる。
- XDCAM EXの8bit 4:2:0 Long GOPに対して、Apple ProRes 422は10bit 4:2:2 Iフレームで優位である。
- Nano Flashは8-bit 4:2:2 Mpeg-2記録。Ki miniは10-bit 4:2:2 as ProRes記録.
- Nano Flashにタイムラプスあり。 Ki Miniになし。
- HDMI/SDI同時出力。ただしSDI入力が1080PsF 23.98だったりするとHDMIモニターがサポートしないかもしれない。
一番知りたかった重さは本体で約1 lbですから、500gぐらいでしょうか。これは非常に魅力的です。ProRes422 145Mbpsも。一度実物をみてみたいものです。もし購入する場合は、いくらかのリベートがあるNAB2011期間中にしようかと考えています。
またJon Thorn氏ってどっかで聞いた名前と思いきや、AJAのPMさんです。NAB2009のKi Pro発表の際にえらい力の入れようでプレゼンをしていました。また写真もビデオアルファ2010年2月号104ページに載っています。今年のInterBEE2010にも来ると思いますので、直接質問してみたらいいでしょう。
by david (2010-09-28 13:48)
重さも本体で約500gぐらいも魅力的ですね。
by david (2010-09-28 13:56)
スミマセン。未承認コメントに分類されてました(So-netは時々この現象があるので怖い)。
大きさの割には軽いですね。冷却に気をつけたらしいので内部の空間に余裕があるのかもしれません。自分が現物を見て知りたいのはファンの動作音です。InterBEEが楽しみです。
Thorn 氏は自分はSales担当だと書いてましたが、もうちょっとお偉いさんなんですね。別の掲示板ではConvergent Designの人がNanoFlashの方が優れてるんだと主張していましたし、あっち(davidさんにとってはこっち?)の掲示板は面白いです。日本だと社外の掲示板で直接サポートとか考えられませんから。
by めもり猿人 (2010-09-29 14:36)