我、孤高のBDXLユーザーへ

今やカメラのメディアの中心はソリッドステート。それらの容量は計算機の理でほとんどが2の乗数である。対して、次世代光メディアとして開発されたBlu-rayの容量はSL 25GB, DL 50GB。丸ごとバックアップするメディアと考えると半端に容量が余る。なるべく無駄が出ないよう、16+8GB、32+16GBなどと無理矢理組み合わせようとするが、使いにくいのは確か。

一方、HDVの63分テープの容量は25Mbps*60*63/8で概算12GB弱。マージンまで一杯一杯撮影してると(ウチの家庭のことですｗ)、2本がSL 25GB(フォーマット後に23GB余り)に入らない。一部カット？再エンコ？など考え出すとバックアップ作業が苦痛になるのだ。

これら容量問題を解決する救世主として期待しているのがBDXL。1層32-33GBの容量がソリッドステートメディアと相性がいい。これから登場する4層128GBなら、32GBメディアを丁度4枚分入れられる。テープの場合なら25GBに2本入らなくても、100GBなら7本丸々入って余りが少ない。これは理想的なメディアじゃないかと思うわけですよ。

もちろんメディアはまだ出たばかりで高価、対応ドライブ、レコもほとんど無い。でもね、「安くなったら買う」「普及するかどうか様子を見てから」「環境が整ったらね」。そんなことは誰でも言えるんですよ。孤高のマジキチたる自分はBDXLを応援したい。・・・そんな気持ちで買ってしまいました＞BDXL TripleLayer 100GB(笑)。単品4980円もするのでヨドコムでの送料はタダでした。

開封してディスクとご対面。「おくりびと」の方とも対面。 100GBの文字が誇らしい。対応機種AQUOSブルーレイのみ！イカス！

裏はこんな感じね。地デジ720分、BSデジ520分録画可能。どんだけ。

サイド。

折角なので皮を綺麗に剥いでみました。記念に取っておこうかと思う。

おくりびとさんは実はメディアのレーベルにいた！外から見ると透けてただけなのである。これだけ見るとおくりびとさんのCD新譜にしか見えねえ(笑)。

中身はインクジェット対応のホワイトレーベル。ここでもXLと100GBの文字がまぶしいぜ。

裏面。紫外線など受け付けない無機記録面の黒。

三層、俺の目には見えない・・・。

とりあえずDIGA BW930に突っ込んでみる。もちろん対応レコではないが、ヒューマンエラーを考えたら、これくらいで破壊されてしまっては困る。

残念ながらディスクがあることすら認識していない。

フォーマットの項目も出てこないのでどうしようもない。エアディスク相当ということだ。もしかして2層までフォーマットできて66GBになったりして・・・という淡い期待は外れた。こりゃ1層33GBでもムリっぽいな。

RX100にも突っ込んでみた。ソニーレコの仕様で飲み込んだ瞬間からフォーマットしようと頑張っている。しかしウォンウォンと異音がするので怖くなり排出させた。仕方ない、当分はBD神として飾り物にしておこう。

コメント 2

Panasonic もBDXLレコ発表されましたね。
SHARPみたいに、2番組録画＋スカパーHDの3ストリーム記録できるような記載が見当たらないのでできないと思われ。
残すはSONYのみ。

by すえぴ〜 (2010-08-24 21:46) 

来ましたね。新作αの記事などそっちのけで読んでました。
すえぴ～さんはスカパーHD重視なんでしたっけ？自分はあまり興味がないので他の機能に目を奪われました。今度のハイエンドDIGAは完全体に近いです。ソニーはよっぽど頑張らないと2歩の差が3歩4歩と開いていく気がしますね。
by めもり猿人 (2010-08-24 22:55)