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FCS2匹目~分散レンダリング編 [NLE]

先日参加したセミナーの割引特典が先月末までだった。悩んだ末にFCSのアップグレードパッケージを購入(27000円)。昨日AppleStore@クロネコ便で届いた。 これでようやくFCP複数立ち上げが可能になるわけだ。

IMGP2498.JPG

1年くらい前に購入したFCSのパッケージと見比べてみたが、製品番号は同じだし、冊子もDVD内のファイルも同様に見える。変化はないようだ。新しい方のパッケージは旧MacBook Proにインストールした。ちなみにDVD Studio Proはインストールから外した。だってもう終わったコンテンツ作成機だもの。

IMGP2505.JPG

やはりやってみたいのはQmaster分散レンダリング。

  • マシンはメインの新MacBook Pro(Core i7 2.66GHz)とサブの旧MacBook Pro(Core 2 Duo 2.4GHz)。
  • Qadministratorで新旧MBP2台を使いクラスター構成にする。
  • 接続は同じハブにぶら下がったGigabit Ethernet。
  • 素材は去年XDCAM EXで撮影した音楽会(24分)。
  • Comressorを使い、AppleTV用のH.264書き出しを試みる。

スクリーンショット(2010-08-01 4.31.14).png

まず2台のクラスターでレンダリング。Compressor上では24分のクリップが3分割されてる。オーディオと合わせて4つのタスクがある。

スクリーンショット(2010-08-01 4.39.02).png

新旧マシンはそれぞれ一本のタスクを処理してる。プログレスバーを見る限り、良い勝負だ。このあと自分は眠ってしまったが、多分残りのタスクを分け合って処理したのでないかな?

スクリーンショット(2010-08-01 4.39.02a).png

サブマシンのメニューからみるとこんな感じ。ファンがぶんぶん回って頑張ってます風。

スクリーンショット(2010-08-01 4.33.23).png

結果。2台の分散で約100分。元素材の4倍くらい。

スクリーンショット(2010-08-01 12.28.23).png

新MBP単独でもやってみた。こちらは150分余り。つまりは分散処理により、レンダリング時間が約2/3になるということ。先日の仕事なら30時間が20時間になるわけで、投資に対して悪くない出来だろう。

スクリーンショット(2010-08-01 12.29.02).png

もしXgridが利用できるなら、ウチのMacの台数からしてハードウェア処理並みのスピードになりそうなんだけどなあ。MPEGのライセンス関係でできないのかしらね。


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