FCS2匹目~分散レンダリング編 [NLE]
先日参加したセミナーの割引特典が先月末までだった。悩んだ末にFCSのアップグレードパッケージを購入(27000円)。昨日AppleStore@クロネコ便で届いた。 これでようやくFCP複数立ち上げが可能になるわけだ。
1年くらい前に購入したFCSのパッケージと見比べてみたが、製品番号は同じだし、冊子もDVD内のファイルも同様に見える。変化はないようだ。新しい方のパッケージは旧MacBook Proにインストールした。ちなみにDVD Studio Proはインストールから外した。だってもう終わったコンテンツ作成機だもの。
やはりやってみたいのはQmaster分散レンダリング。
- マシンはメインの新MacBook Pro(Core i7 2.66GHz)とサブの旧MacBook Pro(Core 2 Duo 2.4GHz)。
- Qadministratorで新旧MBP2台を使いクラスター構成にする。
- 接続は同じハブにぶら下がったGigabit Ethernet。
- 素材は去年XDCAM EXで撮影した音楽会(24分)。
- Comressorを使い、AppleTV用のH.264書き出しを試みる。
まず2台のクラスターでレンダリング。Compressor上では24分のクリップが3分割されてる。オーディオと合わせて4つのタスクがある。
新旧マシンはそれぞれ一本のタスクを処理してる。プログレスバーを見る限り、良い勝負だ。このあと自分は眠ってしまったが、多分残りのタスクを分け合って処理したのでないかな?
サブマシンのメニューからみるとこんな感じ。ファンがぶんぶん回って頑張ってます風。
結果。2台の分散で約100分。元素材の4倍くらい。
新MBP単独でもやってみた。こちらは150分余り。つまりは分散処理により、レンダリング時間が約2/3になるということ。先日の仕事なら30時間が20時間になるわけで、投資に対して悪くない出来だろう。
もしXgridが利用できるなら、ウチのMacの台数からしてハードウェア処理並みのスピードになりそうなんだけどなあ。MPEGのライセンス関係でできないのかしらね。
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